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レビュー

冷や水を掛けられたような。

自分の乏しい知識のためにつっかえつっかえロースピードで読み終えた上巻でしたが、
この下巻では一気にスピードアップ!!
あっという間に読み終えてしまいました。
残ったのは冷や水をかけられたような読後感・・・。

ケネディ暗殺、レーガン暗殺未遂事件など、、我々の生きている現在に起こった事件の根幹に蠢いていた忌むべき存在の正体をまざまざと見せ付けられました。
上巻で蓄えた予備知識でさくさく読み進めた先には衝撃の実名リストでガーン!!!
驚愕の内容がフィクションでは無い事実にうなだれるしかありません。

敵は途方もなく強大ですが、正体を知ることが大切です。それもみんなで!!!
多くの人が読むべき本です。
この本を読んだ後にベンジャミンフルフォード氏の著作や
チャイナリスクについて言及されている本を読むと理解力が増していることに驚きました。

時期米大統領候補であるマケイン氏の政策秘書官に悪鬼キッシンジャーがついたというニュースに頭を抱えています。

そしてオバマの後ろにはプレジンスキー!!!冗談でしょう・・・。


レビュー

冷静な論証だが

真珠湾にまつわる陰謀論や開戦通告の遅延、開戦に至る外交について冷静に論証しています。本書によると各種陰謀論はいずれもトンデモの域を出ない御粗末なものということであり、残念ながら?各種陰謀論は否定されるのですが公正な記述となっているように感じます。
ただ、「アメリカは第二次大戦中一隻の空母も失うことはなかった」「第二次大戦を通じて、アメリカは戦闘部隊を中国に送ることはしなかった」「(開戦時)レキシントンは修理のために本土のドックに入っていた」といった実に御粗末な事実誤認を見ると本当に論証の根拠は大丈夫なのか、と疑問を感じることも事実です。


買う価値あり

「大日本帝国の興亡(原題:大日本帝国衰亡史)」などに載っている、
「ルーズベルト大統領は真珠湾攻撃を知っていたが、
日本と戦争をしたいがためにわざと邪魔をしなかった」という説を検証する本です。

結論は否定ですが、短い紙数で当時の外交の状況を公正に書いており、非常にわかりやすい。

真珠湾攻撃を論証しつつ、戦争の真因も両国の立場から洞察しており、
「日米のどちらに戦争の原因があるのか」という事に関心がある人は必読です。


陰謀論

この手の陰謀論は、アポロの月面着陸の陰謀論と同じで
極悪な陰謀であったというおちじゃないと本が売れないんですよね。
逆にスティネットの「真珠湾の真実」のように陰謀だったと
結論づける本は、どんなにお粗末な内容でも本は売れている。
だからトンデモ本が後を絶たない。
この本の著者のように中立の視点を崩さない人は貴重ですね。


「ルーズベルトの陰謀」否定論

JFK暗殺や911同時多発テロと同様、日本海軍機動部隊による真珠湾攻撃もまた、多くの人のイマジネーションを掻き立てるものらしい。
その際たる産物がいわゆる「ルーズベルト陰謀論」だが、著者は本書でその様々なバリエーションを俎上に載せ論破しようと試みている。結局、現在までに明らかになった資料を前提とすれば、ルーズベルトが「真珠湾」という場所まで特定した上で日本の攻撃を事前に察知していたと断定できるだけの証拠は揃っていない、ということになりそうだ。本書を読む限り、陰謀論が多くの論理の飛躍や決めつけ、出所不明の「発掘資料」に依拠していることは読者も納得できるのではないか。
ハルノートを巡る評価など、細部の議論については個人的に違和感のある部分もあったし、全体的にもう少し詳細に論述してほしかったという思いも残るが、著者の姿勢は概ね冷静かつフェアなものではないかと思う。それでもなお、「やっぱりルーズベルトは知っていた!」と唱える人がいれば、ぜひ説得力ある反論を聞いてみたい。

また本書はこれ以外にも、ルーズベルトの天皇宛親電や日米通商航海条約廃棄の過程等を対象とした論考を含んでいる。
なお、陰謀を証明する決定打として近年一部でセンセーションを巻き起こしたが、やはり本書で批判の対象となっているスティネット『真珠湾の真実』に関しては、秦郁彦編『検証・真珠湾の謎と真実』(PHP研究所)も同時に参考にして頂きたい。


レビュー

イスラエル批判を反ユダヤ主義とみなすトンデモ本。しかし資料としては有用。

本書が指摘しているように、宇野正美氏の一連の著作を
はじめとして、日本で反ユダヤ主義の文献が多数出版さ
れているのは事実だ。しかし、それを批判する著者らは、
アラブ人に対してひどい人種偏見を持っており、中東問
題に対して大きく間違った認識を持っている。

本書がイスラエルを理解するための良書として推奨する

のは、なんと、ジョーン・ピータース著「ユダヤ人は有
史以来」なのである。イスラエル大使館広報担当・滝川
義人氏が翻訳し、今はなきサイマル出版より出版された
この本は、パレスチナ人の大多数は、ユダヤ人のパレス
チナ開発に釣られてやって来た、パレスチナ以外の土地
から流入してきたアラブ人であるという、中東の歴史の

定説に反する「新学説」を主張す㡊??。出版された1984年
当時は全米ベストセラーとなったが、多数の文献の引用
に意図的な意味のねじ曲げが判明し、現在ではトンデモ
歴史本とされている。この本を肯定的に引用する中東歴
史に関する学術書は存在しない。全編アラブ人に対する
中傷に満ちた偽歴史書である。

ユダヤ人の迫害においては「シオン(賢者)の議定書」
という偽書が、大きな役割を果たしたが、パレスチナ人
の権利を剥奪するために書かれた偽歴史書を、専門外と
は言え、一応学問のトレーニングを積んだはずの研究者
が推奨しているというのは、極めて残念なことである。

著者らの中東問題への誤った理解の結果として、イスラ

エル批判・シオニズム批判は反ユダヤ主義とみなされ、
イスラエルに批判的な日本の中東問題の専門家は左翼の
反ユダヤ主義者であるというトンデモ分析が展開される。

というわけで、中東問題に関する十分な知識の無い方が
本書を読むのは大変危険であるので、お勧めしない。た
だし、十分な知識がある方ならば、事実とプロパガンダ

を区別することが可能と思われるから、そういう方には
詳しい反ユダヤ主義文献の資料としてお勧めする。