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レビュー

深みのある語りかけに癒されます

森繁久弥さんが、とても温かみのある口調でゆっくりと語りかけてくれます。
2歳と4歳の子どもたちに、夜眠る時に聞かせてあげたいと思って購入しました。

母親の言葉で絵本を読み聞かせてあげたり、お話をしてあげる方が良いのでしょうが
疲れていたり、どうしても子供たちの相手をしてあげられられる余裕がない時には
一緒になって聞くのも良いかなと思っています。

子どもたちも、じっと耳を澄ませていますし、親である私もゆったりとした語りかけに癒され
優しい気持ちになります。

ひとつひとつの言葉に魂を感じる大変深みのある1枚だと思います。


レビュー

さすが、名作

まず、本シリーズが発売されたことを心からお祝いしたい。

本シリーズはアニメ史をひもとくと必ず取り上げられるような名作がセレクションされています。アニメ好きは必見と言えるでしょうか。

本作「白蛇伝」は日本における本格的な、カラーで作られた長編アニメーション映画です。私は今まで様々なところで噂だけは聞いていましたが、ついにこのDVDで見ることができました。

びっくりしました。まず、アニメーションのみずみずしさ。アニメーションはこんな事が出来るんだ、あんな事もできるんだといった、作り手の様々な感性が映画全体を通して輝いています。

動きも多分フルアニメーションでしょうか、今のアニメを見慣れた私にとっては大変新線でした。ディズニー映画とも違う生き生きとした動き。似ているけど違う、この違いは、欧米的なジェスチャーとも日本的な演技に関わってくるものが生み出した違いだと思います。

この値段は本当に安い。やはりこの映画を見ていないと、アニメ好きとは言えないなと思っていたので、やっと一安心。日本で初めての本格長編カラーアニメ映画がおもしろいもので良かった!

私は基本的に現代のアニメに興味がありますが、昔の物もみないと本当にだめだなと、思いました。どんどん趣味の世界が深まっていく……


日露戦争最大の激戦となった二〇三高地の戦いをモチーフに、そこに関わった軍人や兵士、そして民間人とあらゆる階層の激しくも苛酷な人間模様を、舛田利雄監督が堂々3時間の流れの中で一気に描ききっていく戦争映画超大作。
高地の突撃を繰り返しながらも戦死者が続出するだけでまったく成果を上げられず、非難を浴びる乃木希典大将(仲代達矢)と、なぜか彼を交替させようとしない明治天皇(三船敏郎)。そして親友の乃木を見かねて現れた児玉源太郎大将は「味方の弾が味方に当たっても構わない」と豪語する。そんな中、兵士たちは疲弊し、次々と斃れてゆき、かつてロシアとその国の文学を愛していた教師(あおい輝彦)の心には、ただ敵に対する憎しみだけが募っていき、ついにその想いは乃木に対してぶつけられていく。
勝とうが負けようが、残されるものはただ兵士たちの無為の死のみという戦場の現実を露にした傑作。さだまさしの歌う主題歌『防人の詩』も大ヒットした。(的田也寸志)

レビュー

戦争映画の名作

児玉源太郎役の丹波哲郎の演技がめっちゃ上手です『陛下のせきしをこんにちまで無駄に殺してきたのは誰じゃっ!!貴様たちじゃないんかっ!いくさは気合いじゃぞっ!しりごみする前に実行せい!』 ロシアの侵略に立ち向かった明治の日本人をリアルに再現した名作だと思います


一将功なりて万骨枯る

文字通り、本作は日露戦争当時の
旅順攻囲軍の苦難を乃木・児玉両将軍
のやり取りを中心に、加えて
戦争に翻弄される金沢の連隊4人の
市井のひとびとの物語です。

連日のように続けられるロシア要塞への
肉弾攻撃・・・。
いともたやすく消耗してゆく兵士たち・・・。
無為無策ともいうべき乃木将軍の第三軍でした。
そこで万勇を鼓舞し戦局を打開したのが、
児玉中将でした。

乃木を替えるなと命じた明治大帝。
乃木に勝たせる事を決した児玉中将。
苦心の末、落とした旅順二百三高地から
勝利のバトンが渡り、やがて日本海海戦
の大勝利へと・・・結実するわけです。

乾坤一擲とはまさにこの事。
よくもロシアを相手に戦争したものです。
外交も戦略も太平洋戦争とは比較にならない
人物が揃っていたということです。

戦後の、乃木将軍の嗚咽が全てでした。
防人とは強くそして哀しいものだと・・・・。

是非お勧めします。







完成度の高い作品。おすすめ。

日露戦争における旅順要塞攻略作戦がメインではあるが、
開戦から終戦までの様々な立場の人間ドラマを幅広く描いた作品である。

「幅広く」と言ってもそれぞれが薄いわけではない、
「広く、濃く」表現しきっているのがこの作品の特筆すべき点であろう。

家族を残してきた兵士の苦悩。
国連など無い時代、開戦せざるを得なかった天皇、政治家の苦悩。

戦車や飛行機なんかもちろん無い。世界最大の軍事要塞を前に、
人間の命が泡のように消えていく。
それを前にしても、突撃命令を出す以外に方法が無い乃木指令官の苦悩。
「命令一つで数多の人命を死地に追いやる…。指揮官に有能な者などおりゃせん。」

生まれたばかりの近代国家・日本がぶつかったシビアな現実を
一人一人の人間の目線で描ききった稀有な名作である。

左右のイデオロギーを問わずおすすめできる作品。


ビジネスのバイブル、生きる知恵

作家性を凌駕して圧倒する。これは人間のための映画。ここに書かれているコメントを読むだけで、涙が止まらなくなる。児玉源太郎(丹波哲郎)が、自意識だけが強くどこまでも不平不満に終始する乃木の参謀らと対峙し、最後に「戦さは気合いだ」と一蹴する。このときの心情を察すると胸が熱くなる。この想いが「そこから旅順港は見えるか」に転調する感動。本作と「八甲田山」の2作品を鑑賞すればビジネスの極意が見えてくる。出発点はハートなんだ。ハートとは感情ではない。どうすれば人を守ってやれるか、助けてやれるか。全知全能を傾けて全身全霊で取り組むこと。なにが大切さなのかを教え続ける名作。


涙!涙!涙!

ラストの乃木の慟哭は涙なくしては見れませんでした。脚本と監督が叱りしているならばCG等がなくても素晴らしい映画ができるということがよく分かりました。まだご覧になってない方は是非観賞してください。


司馬遼太郎の同名原作をオールスターキャストでドラマ化した、関ヶ原を描いたドラマの決定版とも言うべき名作大型時代劇。病没した豊臣秀吉(宇野重吉)の遺志を一途な思いで引き継ごうとする五奉行の一人・石田三成(加藤剛)と、その機に乗じて天下取りをもくろむ徳川家康(森繁久弥)との息詰まる攻防が、利に走り、裏切りに終始した関ヶ原の合戦という一つの戦に収斂していく様とともにスケール盛大に描かれている。
何にもまして特筆すべきは、名優ぞろいの豪華出演陣だ。もはや伝説となった多くの役者たちが適材適所の役を演じたことによって、この戦国絵巻はいっそうの重厚さを獲得している。中でも、いかなる時にも義の人であり続けた石田光成を熱演する加藤剛がうってつけのはまり役。理想のあり方を追い求めるがゆえに誰からも受け入れられない孤高が、光成のイメージ通りだ。クライマックスの関ヶ原の合戦の再現は、エキストラ3500人、馬500頭を動員したスペクタクル。まさに労作と呼ぶにふさわしい作品である。(麻生結一)

レビュー

さらば、正義の人よ!!

最近、某サイトの『や○夫が徳川家康になるようです』にハマってまして(苦笑)
そこからの流れで久々にDVDにかじりついてしまいました。

昔から家康ファンの私としては空前絶後、最高の作品です。
と言うのも私は山岡家康ではなく司馬家康が大のお気に入り。
あの煮ても焼いても食えない老獪さ、『爽』という言葉から最も懸け離れた性格と思考回路、沈殿し切った泥沼の如く深い知恵……etc
司馬マニアの方には共感して頂けると思いますが、歴代作品の中でも後白河法王と並ぶ圧巻の存在感。
それを演じ切った森繁と、『三河の空気』を画面一帯に漂わせ家康を引き立てた三国連太郎。
正に司馬ワールドで描かれる家康と正信を現実世界に再現した2人の偉大な俳優の実力に驚愕させられるばかりです。昔も、今も。

そんな家康ファンの私でも、脳裏に焼き付くのは『爽』を具現化した様な西軍メンバーの存在感。
私にとって未だに、石田三成は加藤剛であり、島左近は三船敏郎です。
そして……忘れてならないこの男。
『わしもお主も、もう目が見えぬ!』の件。27年前も泣きました。そして今、大人になっても号泣します。高橋吉継、最高に凛とした男です。

歴史が好きな方、司馬遼太郎が好きな方、そして『漢』の生き様を見るのが好きな方。
是非、ご覧ください。心が打ち震えますよ、きっと。


大物俳優による夢の共演

出演者を何度も確認したくなるのは、この関ヶ原だけである。
森繁氏、三船氏、三國氏、辰巳氏、丹波氏ら大物俳優に加え、
文学座、俳優座、劇団民藝の看板俳優・女優が出演。
秀吉が宇野重吉で、よかった。「伝説の時代劇」というコピーに、偽りなし。

多くの人が語っているので、魅力を1点だけ挙げます。

たまに、好きなシーンだけ見たくなる時がある。
しかし途中でやめられず、最後まで見てしまう。
続きをみたくなる欲望に勝ったことは、一度もない。


帯を取りなさい

テレビ放送当時、加藤剛が松坂慶子を脱がせるシーンがGMとして使われてました。関ヶ原といえば徳川家康が天下を取った印象が強く、私が三成の事で知っているのは豊臣を盛り立てようとして家康に敗北した武将としか知りませんでした。このドラマには人それぞれの思いが熱く感じられ関ヶ原という舞台にたどり着きたくさんの思いが交錯して勝負が決する見事さがあります。家康の天下を阻止しようとする三成の正義の思いが悲しいほど感じる物語です。
GMの印象をまったく覆し物語にのめり込んでいきます。加藤清正、福島政則、島左近、本田正信、大谷吉継、宇喜多秀家、山内一豊、小早川秀秋、直江兼継、島津義弘らもそれぞれの思いを感じさせる見事さ。関ヶ原というドラマには沢山の武将の思いが込められた作品なのです。大谷吉継の三成に対する友情には感動の涙。三成への協力を断り帰る最中、思い直して引き返すシーンはあまりにも思い出深い場面です。大河ドラマなど及ばぬ見事さがここにあります。私はついにDVDを注文してこの感動を再び味わいます。今日、ついにDVD到着する予定です。あまりにすばらしいから買いました。


永遠の名作

今から20年以上前の作品だが、忘れることができない。
凄いの一言!
NHKの大河ドラマなどは子供の演劇に思えてくる。


信じられない超豪華キャスト。笑いあり、涙あり、感動ありの人間ドラマ。

 私も大学生の時に、このドラマを初めてみました。正月三が日にこのスペ
シャル・ドラマが三回にわたり放映されるから、正月にもかかわらす実家に帰
省しなかったものです。

 「関ヶ原の合戦」。

 この「関ヶ原の合戦」自体は、確かに誰でも、小学生でも知っている歴史的
事実ですが、その内容を他人に聞かれたとしたら、キチンと答えられるでしょ
うか。義務教育の歴史の教科書では、西軍 石田光成・東軍 徳川家康が関ヶ
原で、天下分け目の決戦があったという事実に触れているだけで、詳しい状況
、時代背景などは全く触れておりませんから、通常の現代人では、とうてい理
解できておりません。

 このドラマは、その点を実に判りやすくつくってありますから、大変グッド
。多くの登場人物が登場しますが、キャラクターがはっきりしており、人間味
があって見ていて実に楽しい。素晴らしい人間ドラマ。それを彩るのが、以下
の超豪華キャスト。

 ナレーションは石坂浩二、加藤剛(石田三成)森繁久禰(徳川家康)三船敏
郎(島左近)宇野重吉(豊臣秀吉)三國連太郎(本多正信)丹波哲郎(福島正
則)杉村春子(北政所)沢村貞子(芳春院)栗原小巻(細川ガラシャ)三田佳
子(淀君)、藤岡弘(加藤清正)三浦友和(宇喜多秀家)国広富之(小早川秀
秋)ら。

 現在ではあまりお目にかかれない人も登場しており、特に「大谷吉継」役の
高橋幸冶さん。いい味出してますね、あの人。光成との茶会での友情シーンと
か、泣けますね、ホント。

 一番不思議に思ったのは、光成との盟約を違えて「裏切り者」として悪評高
き「小早川秀秋」役に何でサワヤカ系の国広冨之さんなのか、最初はこの配役
に全く納得がいかなかったのですが...。やはり、あの当時の若手美人女優
・水○アキとの婚約を結びながら、結婚したら相手は変えられないとばかり、
二股恋愛に走って、婚約者を裏切って、別の女性と浮気した点を買われたキャ
スティングなんでしょうね(笑)。家康と光成との二股密約を連想させて
くれますね。

 このドラマを見たあと、私は司馬遼太郎さんの原作「関ヶ原」も読んで、岐
阜県関ヶ原町の古戦場跡に行ってみて、現地の息吹を感じ、感激いたしました
。ぜひ現地にも足を運ばれることをお勧めいたします。

 三枚組みでなので、最近のDVDにしては値段が高いような気がしますが、
内容は価格を超えているので、文句無しで星五つ。森繁さんと加藤剛さんが司
馬さんを挟んでの「石田光成」、「徳川家康」を語る楽しい対談もあります。


レビュー

好色な森繁の意外な一面

私の大好きな俳優森繁久彌はとんでもない好色家である。本書を読んでその感をさらに強くした。共演女優とはすべて関係したのではないか。私はそう睨んでいる。脚本家・小説家の向田邦子まで口説いている。彼女にはふられたが、その理由を森繁が本書で語っている。

そんな森繁が黒人と日本人の混血娘を養女にして面倒をみていたとは知らなかった。そのいきさつが「混血児(あいのこ)」と「海を渡る花嫁」に紹介されている。この二章を読んで不覚にも私の両眼から涙が落ちた。

そのほか抱腹絶倒のスケベ話や感動を呼ぶ話がぎっしり詰まっている。そして、どの話からもビブラートつきの「森繁節」がきこえてくる。