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レビュー
貴重な資料
一部からは批判もあるけれど、やはり日本国内の企業がやってる与太研究をたくさんおさえているというだけでも、資料価値が高いといえよう。著者の考察やプチ陰謀論に賛同するか否かは読者次第でよい。なんといっても知識となるユニークな情報が少なくないのだから、国内の懐疑論者にとってはかなり重要な文献であると思う。
それにしても・・・最後の方、アム○イが原因で自殺した主婦の日記・・・スピリチュアル系の一見無害なタワゴトが、どろほどゴロテスクで恐ろしいものかぞっとさせる。
ただ、やはり現実は現実であり、読むべき一冊だとおもう。
信教の自由?
すべてのカルトはオカルト信仰からきている。
批判論もあるが、あのネオナチズムも根がオカルト主義にあるとされている。
宗教を信仰することとはごく身近で軽微な支配、被支配の関係にある。「仰せを信ずる」のが信仰だからだ。
また「儲」かるの漢字を分解すると信者となる。
資本主義では従順な信者が多いほど儲かるという理論に達する。
一般的に従順は良い事とされているが恐いはなしである。
小泉のオカルト政治の出現を産業界の歪みから予言した名著
単行本として出た段階で、表紙に刷り込んであった幾つかの見出しには、「京セラ稲盛和夫の信仰」「ソニーと超能力」「EM菌と世界救世教」「船井幸雄と労務管理」とあり、たちどころに好奇心を掻き立てられるが、読み進むに従って引き込まれるほど、洞察に満ちた面白い本であると納得する。テーマとしては日本の企業が、カルト的なまやかしに支配されている状況について、丹念に事実を調べて問題を掘り下げている。著者の問題意識は、「大衆はなぜカルトに魅せられるのか」という点にあり、そこに人間支配を狙う心理操作の魔術が、いかに日本人を蝕んでいるかの秘密に肉薄する。この本が出てから三年後には、メディアを使った大衆操作によって、小泉ブームが日本を包んだことからして、日本における狂気の診断所にも鳴っている。だから、小泉政治がカルト政治として登場するわけだが、それを遥か前に予想したという点で、本書は予言の書であったことを証明しており、歴史に残る名著の仲間に加わったのである。ぜひ一読をお勧めする次第である。
問題意識はよいが、細かい内容は疑問あり
第1、この本の長所
問題意識。私も成功哲学や自己啓発とされる本を日本のもの(中村天風や船井幸雄)、外国もの(最近はバトラー=ボートンの本に紹介されているもの)問わず読んだが、この考えを応用すると上の人に利用されると漠然と感じた。そのモヤモヤした感じを斎藤氏はこの本で表現できたように思う。
第2、この本の短所
1、オカルト関係について、著者は現在の科学では証明できないことをインチキとして片付けているが、著者の態度を貫徹すると結局科学者は新たな発見が出来ないのではないかと危惧した(インチキと証明されているのもの(たとえばEM)についてはこの限りでない)。
2、「思想」関係の批判にも疑問がある。たとえば、稲盛和夫氏のところで中村天風を批判しているが、人殺しが思想を展開してはいけないのか(展開自体は自由だし、もし展開できないとすると、外国の政治家は何も言えなくなるだろう)、著者が経歴に疑問を持つならばもう少し経歴を突っ込んで調べなければならないのではないか、などの疑問を持った。
第3、斎藤氏への今後の注文
1、外国の自己啓発本の批判をやって欲しい(ディスカバー21から出ているバトラー=ボートンの本に載っているものぐらいはやって欲しい)。そうでないと、本文の普遍性が出ないから。
2、中村天風批判。経歴をもっと詳しく調べてもらいたい。
第4、結論ならびに評価。
問題意識星5つ、第2と第3は星2つ、全体的には星3つ。
日本社会を生き抜くための一般教養として
いかにもうさんくささが漂うアムウェイやヤマギシ会,EM菌だけでなく,こうも社会にオカルトチックな文化が蔓延しているのかと,読み進むに連れ気分が悪くなってくる感じがした.
誰も彼もが所詮は己の欲望のために,人の心を操りたがる・・・
なんとなく・・・
西洋近代文明を否定し,その反動として熱烈にエコロジー(環境問題)に取り組む
なんとなく・・・
個人を軽視し,みんながうまくいくことを願う
なんとなく・・・
日本的といわれる情緒,感覚を好む
そしてどこか・・・
普通の人よりも,自分が優れている部分:エリート意識をもとめ
そしてどこか・・・
ポジティブシンキングなどの生活信条であるはずのものを,社会の真理とし
そしてどこか・・・
経済的に満たされることを肯定し
そしてどこか・・・
偉い人・有名な人のいうことを鵜呑みにし
そしてどこか・・・
日本こそ優れていると思いたがる.
こういう土壌が,社会にある.
この土壌の上では,ニューサイエンスが,ニューエイジがよく育つ.
よく育ったものたちは,いつしか集団化していく.
よく集団化されたものは,操りやすい.
この操りやすさを,企業が求め,この土壌を利用したがる.
そうしていつしか,カルト化していく.
この図式が蔓延している.この図式を利用したがる人たちが大勢いる.
終章で著者は,高校の教科書にある一文を載せまとめている.
<・・・このことは,現実的にはしいたげらえた庶民の忍従を正当化するもので,結局は前述の理想に反して専制君主の支配を容認することになる>と.
取材をもとに,多くの事象・多くの人々の証言の中からうかびあがるものをまとめているものなので,若干読みにくい部分もある.各章もやや間延びする感じもする.しかし,対象が対象名だけにそれも仕方のないものでしょう.
むしろ,その努力ー書く側も・読む側もーの果てに見えてくるこの社会の一面は,必ず頭の中にとどめておきたいものである.自分できちんと考え・判断していくためにも.
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レビュー
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上場を目指している会社で
最初に読む一冊としてお勧めです。
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一部からは批判もあるけれど、やはり日本国内の企業がやってる与太研究をたくさんおさえているというだけでも、資料価値が高いといえよう。著者の考察やプチ陰謀論に賛同するか否かは読者次第でよい。なんといっても知識となるユニークな情報が少なくないのだから、国内の懐疑論者にとってはかなり重要な文献であると思う。
それにしても・・・最後の方、アム○イが原因で自殺した主婦の日記・・・スピリチュアル系の一見無害なタワゴトが、どろほどゴロテスクで恐ろしいものかぞっとさせる。
ただ、やはり現実は現実であり、読むべき一冊だとおもう。
信教の自由?
すべてのカルトはオカルト信仰からきている。
批判論もあるが、あのネオナチズムも根がオカルト主義にあるとされている。
宗教を信仰することとはごく身近で軽微な支配、被支配の関係にある。「仰せを信ずる」のが信仰だからだ。
また「儲」かるの漢字を分解すると信者となる。
資本主義では従順な信者が多いほど儲かるという理論に達する。
一般的に従順は良い事とされているが恐いはなしである。
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問題意識はよいが、細かい内容は疑問あり
第1、この本の長所
問題意識。私も成功哲学や自己啓発とされる本を日本のもの(中村天風や船井幸雄)、外国もの(最近はバトラー=ボートンの本に紹介されているもの)問わず読んだが、この考えを応用すると上の人に利用されると漠然と感じた。そのモヤモヤした感じを斎藤氏はこの本で表現できたように思う。
第2、この本の短所
1、オカルト関係について、著者は現在の科学では証明できないことをインチキとして片付けているが、著者の態度を貫徹すると結局科学者は新たな発見が出来ないのではないかと危惧した(インチキと証明されているのもの(たとえばEM)についてはこの限りでない)。
2、「思想」関係の批判にも疑問がある。たとえば、稲盛和夫氏のところで中村天風を批判しているが、人殺しが思想を展開してはいけないのか(展開自体は自由だし、もし展開できないとすると、外国の政治家は何も言えなくなるだろう)、著者が経歴に疑問を持つならばもう少し経歴を突っ込んで調べなければならないのではないか、などの疑問を持った。
第3、斎藤氏への今後の注文
1、外国の自己啓発本の批判をやって欲しい(ディスカバー21から出ているバトラー=ボートンの本に載っているものぐらいはやって欲しい)。そうでないと、本文の普遍性が出ないから。
2、中村天風批判。経歴をもっと詳しく調べてもらいたい。
第4、結論ならびに評価。
問題意識星5つ、第2と第3は星2つ、全体的には星3つ。
日本社会を生き抜くための一般教養として
いかにもうさんくささが漂うアムウェイやヤマギシ会,EM菌だけでなく,こうも社会にオカルトチックな文化が蔓延しているのかと,読み進むに連れ気分が悪くなってくる感じがした.
誰も彼もが所詮は己の欲望のために,人の心を操りたがる・・・
なんとなく・・・
西洋近代文明を否定し,その反動として熱烈にエコロジー(環境問題)に取り組む
なんとなく・・・
個人を軽視し,みんながうまくいくことを願う
なんとなく・・・
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よく育ったものたちは,いつしか集団化していく.
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終章で著者は,高校の教科書にある一文を載せまとめている.
<・・・このことは,現実的にはしいたげらえた庶民の忍従を正当化するもので,結局は前述の理想に反して専制君主の支配を容認することになる>と.
取材をもとに,多くの事象・多くの人々の証言の中からうかびあがるものをまとめているものなので,若干読みにくい部分もある.各章もやや間延びする感じもする.しかし,対象が対象名だけにそれも仕方のないものでしょう.
むしろ,その努力ー書く側も・読む側もーの果てに見えてくるこの社会の一面は,必ず頭の中にとどめておきたいものである.自分できちんと考え・判断していくためにも.
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